金縛り
実はICUの後、観察室という個室にいたとき、金縛りに遭った。
両腕から点滴をしていて、血圧が上がらないのでトイレに行けないからと
尿道バルーンが入っていて動けない。
そんな夜、私の寝ている病室に窓が開いてカーテンが揺れている。
苦しくて、背中が痛くて気づいたら、ウエスト付近に大きな腕が巻き付いていて
私をベットに縛り付けるようにおさえられた。
ちょっと黒っぽい手が巻き付いている。
左足も白っぽい手が巻き付き、引っ張り込まれるようだった。
辛くて「もう死にたい」と思っていた私を引っ張り込む様に現れた。
顔は見えなかった。(見えてたら怖すぎる)
でも、怖くて,怖くて。
「ごめんなさい、死にたいと云ったのはウソです。」
「まだ、死ねないんです。助けて!」
って 叫んでました。(声は出てないみたい)
そしたら、すーっと金縛りがとけて正気にもどったんですよ。
あの時、もういいと思ってたら死んでたかも。。。。。
ほんと、怖かった!